ベトナムでの現金依存率は、なんと90%を超えているようです!
現金とカードの利用率を、ベトナム・シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピンを対象に、イギリスのスタンダードチャータード銀行が調査した結果について面白いことを知る事が出来ました!
ベトナムではIT系企業が増えている事や住宅設備(指紋登録や施設の利用にアプリを利用など)、街のWifi環境などデジタル化が非常に進んでいるので、シンガポールほどじゃなくても現金依存の順位は下から2番目ぐらいかと思っていましたが、まさかの1位です!
なぜ現金を使うことが多いのでしょうか?
個人的な仮説になりますが、銀行への信用が低く個人事業主が多いからなのではないのでしょうか。
ホーチミンの銀行をみていると、入り口前に年利8%前後の金利がつく内容の表示があちこちで見られます。
それでもベトナムの人々は銀行に貯金するよりも、事業投資や不動産投資など、お金を使うことで資産を増やし、増えたところで次の投資をしていく事を繰り返しています。
それこそ、富裕層の増加率が世界で上位に入っている理由なのではないのでしょうか。
会社としては、大きな会社も小さな会社も個人事業主も全て事業者ですので、運営をしていかなければなりません。
どれだけ先に大きなお金が入る予定があったとしても、その前に支払いがあり現金が無くなってしまっては運営が出来ませんので、キャッシュフローが必要ですね。
ベトナムでは、キャッシュフローを重要視しているのかもしれませんね。
※ちなみに、クレジットカードの使用率は5%以下との結果だそうです。
この記事を書いた人:正木雄太
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