「アジア太平洋地域における2020年の不動産市場動向レポート」を、プライスウォーターハウスクーパースとアーバンランド・インスティテュートが発表した!
報告書には、見通しランキングと展望ランキングがあり、ホーチミンは前者では22都市中3位だが、後者では1位と評価されています!!
見通しランキングでは、1位シンガポールと2位の東京と比較しも為替ドルが安定してきている事や若手の人口が多く労働力が活発である事、世界の貿易摩擦により外国企業の誘致と外貨資本の流入が増加している事により不動産購入者が毎年増えている実績からトップ3に入ったと思われます!!
一方で、上位2都市と比較してインフラの現状や進捗状況、不動産法整備や手続きなどで未発達や未解決、明確化出来ていない点も挙げられる事から期待と不安が混合されているのではないでしょうか?
次に、過去の傾向と現実的な対策で見られる見通しから視野を広げて、アジアのマーケットや国の政策を比較した展望としては、ホーチミンがシンガポールと東京を飛び越えトップとなっています!!
これには、上記の未発達や未解決とされている部分が今後解決される事により、現在プラス要因とされている事と合わさる事で相乗効果も期待されているのではないでしょうか?
同レポートには、近年の投資家はリスクの少ない市場に焦点を合わせているともあり、同ランキングで順位を下げた香港は、まさに連日ニュースで取り上げられている内容や政策の方向性による疑問や不安というリスクからの脱却によって現れた結果ではないかともあります。
アジア太平洋地域のベトナム国の中でも、とくにホーチミンでの不動産市場が活発なのは投資家目線によるリスクヘッジやベトナム人の中流階級と富裕層による、2つ3つと複数購入するバルク買いも上記ランキングでトップ及び上位に入った理由になるのではないでしょうか?
ホーチミンの発展に伴い、ヒト・モノ・サービスの向上も同様に成長していくと思われます!!