日本では増えてきているペット可マンションですが、ベトナムではまだまだペットを可能とする考えが少数のようです。
ホーチミンの物件探しで、ペット(犬、猫)を飼えるお部屋を探されているお問い合わせが増えております。
ホーチミンで賃貸物件でペットを飼われている方は多くございますが、そのほとんどの方が、ペット不可物件にご入居されておりますのが実情です。
一番の理由としまして、ホーチミンではまだ正式にペットを飼ってOKとされている建物自体が少ないことが挙げられます。
現在、正式にペット可とされております建物がございますのは、1区のサービスアパート1件、2区のコンドミニアム4件、ビンタン区のコンドミニアム1件となり、その他の地区で正式に許可をされております建物はまだございません。
許可されていない物件では建物自体はペット不可ですが、お部屋のオーナー様に承諾を頂き飼われており、現地の内覧をされます際や、実際に入居をされましてから、堂々とペットを連れて歩かれている入居者様の姿を目にすることが多くございます。
実際にペット不可の物件で飼われている方が多くご入居されているので、問題がないと認識されている方もいらっしゃるのも実情で、
そのような場合、ご入居者様にとってどのようなリスクを負っているかをご存知ないままの方もいらっしゃます。
どのようなリスクがあるのかについてですが、
許可されていない建物で飼われている場合、建物の管理会社から苦情が入る場合がございます。
近隣の入居者様から苦情から来るケースになるのですが、近隣の入居者様が建物の管理者へ連絡をされ、管理者からお部屋に直接か、お部屋のオーナー様に苦情の連絡が入ります。
このような場合、一定期間内に何かしらの対応を求められ、場合によってはご退去となる可能性があります。
もちろん、ご退去に伴う費用は自己責任となり、オーナー様はフォロー頂けませんので、途中解約の違約金や次のお部屋への引越し費用等が発生いたします。
また、ペットを飼われている方の場合、ご退去時の現状回復でオーナー様ともめることが多くございます。
ソファーの破損や汚れ、壁の傷や汚れなどの修復費用といった、通常の賃貸契約では請求されない費用がご退去時に発生いたします。
中には、家具類を全部交換などといったご請求を出される場合もございますので、事前にある程度の交渉をオーナー様とされる必要がございます。
※オーナー様からの立場で考えますと、破損や汚れ具合にもよりますが、次の方の入居を考えますと大きな出費になるかと思います。
弊社では、お客様にどのようなリスクが発生しうるのか、オーナー様とどのような交渉を事前に行うべきか、どの程度の覚悟を持たれておくべきか等のご説明をさせて頂き、可能な限りは、建物としてペットを飼われてもOKの物件をご提案させて頂いております。
※オーナー様にも事前に確認致します。
安易にペット飼えます、皆様飼っていますかた大丈夫ですというご提案はいたしておりません。
大事な家族を迎える上で、安心してご入居いただけますようサポートさせて頂いております。
ホーチミンで不動産賃貸、不動産管理の事ならお気軽にご相談下さい。
インターネットや他社サイトなどで気になる物件があった際もお気軽にご相談ください。