ホーチミンの賃貸物件を選ぶ際の基準
ホーチミンの物件と日本の物件の違いと注意点10点

①契約形態、期間、契約時に必要な費用
ベトナムの不動産賃貸契約は定期借家契約になります。
一般的な契約期間は1年が多いです。
日本の更新を前提とする普通借家と異なり、契約期間が満了で契約終了となります。
契約期間満了の1ヶ月～2ヶ月前に再契約の意思を伝え、オーナー様の条件と合意になると再契約できます。
1ヶ月だけ延長したいなども条件が折り合えば可能です。
1年契約の場合、保証金2ヶ月分、前家賃1～2ヶ月分が必要になります。

②築年数
ベトナムでは住居トラブルが多く発生してきます。
ご予算が合う限りで、築浅の物件を選ばれるのが一番トラブルが起きても軽く住む傾向です。
ただ、建築費の高騰に伴い、ベトナムでも日本同様に築浅は広めの間取りが減ってきております。
トラブルに対する耐性も多少求められることもありますが、築10年を超える物件でも広いかもしくは割安で日本人ファミリーに人気の物件もあります。
最近ではリノベーションや一部リフォームされたお部屋も見受けることも増えております。

③家具、家電
貸し出されているお部屋には家具、家電があることが多く一般的です。
家具無しで貸し出しているお部屋は少ないので、今お持ちの家具を置けないケースもあるので注意が必要です。

④コンロ
ベトナムは、以前はプロパンガスのコンロが主流でしたが、現在ではIHに代わっています。
プロパンガスタイプもリフォームの際にIHに変更されてきています。
鍋をお持ちの際にはIH対応が必要になります。

⑤エアコン
ベトナムでは、一般的なルームエアコンの物件、ビルトイン形式のエアコンの物件、もしくは双方ある物件があります。
エアコンは、定期的に清掃しないと水漏れすることが多く、急にドシャっと纏まって水が落ちてくることもあります。
清掃目安としては4,5ヶ月に1回程度が多いです。
ビルトイン形式の清掃は一般的なものに比べ高くなります。

⑥バスタブ
シャワー文化で、バスタブが無いことが多いです。
アオザイハウジングでは、バスタブ付きだけをご紹介するといったことも可能です。

⑦虫
ベトナムでは、入居後に蟻が発生するケースがあります。
基本的には殺虫剤で対応することになりますが、ペストコントロールを施工のサービスもあります。
蚊は10階近くになると見かけなくなります。（網戸が無い物件が多くなります）

⑧水圧
高層階になるとシャワーの水圧が弱い時があります。
シャワーヘッドの交換で対策できますが、事前にチェックしておくと良いかもしれません。

⑨ネット
コンドミニアムは自分でプランを選べます。
広めのお部屋の場合にはメッシュWifiのプランを組むことで室内全体をカバーできます。
サービスアパートでは、提供されるもの以外の利用ができないで注意点となります。
スピードを改善する場合、ご自身で直接部屋に引き込むなどの方法はあります。

⑩TV、VPN回線
現地には、日本のTV視聴できるサービスがあり設置可能です。
また、VPN回線は現地でも入れなくはないですが、できれば出向前に準備しておくと良いと思います。

ホーチミンで不動産サポート13年。
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